「障がいを身近に感じて」絵本製作でクラウドファンディングに挑戦!
はじめまして。新庄北高3年のわたなべです。
突然ですが「たんぽぽくらぶ」という名前を聞いたことはありますか?
一人でも知ってくれている方がいれば嬉しいです♡
たんぽぽくらぶは新庄市内の高校生が中心となり障がいについて活動している団体です。
今回は、
の3つをお話しようと思います!
たんぽぽくらぶは2022年11月から始まった地域活動グループです。「誰もが生きやすい社会のためにできること」をスローガンに、高校生が中心となり障がいをテーマに活動しています。
今までの活動としては、
他にも精力的に活動しております!
きっかけは私の弟の発達障がいです。
障がいがあることが分かったのは私が中学生の時でした。
小学生の時は障がいについて全く知らず、同学年の支援学級の子に対してみんなが距離を取っているから自分も距離を取るなど、ひどいことをしたこともあります。(高校生になってからその子とは会う機会があり、謝罪をして今は仲良くしています)
自分にとって障がいという言葉が身近になったのは中学生になってからです。
弟に障がいがあるとわかった時、家族の誰もが障がいのことをあまり知らなかったことがわかり、私はネットや本で勉強を始めました。勉強をする中で、自分が障がいについて何も知らなかったこと、そして多様性が謳われる今でも、かつて私が障がいに対して抱いていたような偏見が社会に残っていることを感じました。
障がいについてもっと学びたい・知りたい気持ちと障がいに対する偏見を減らしたい気持ちがきっかけで「たんぽぽくらぶ」を作りました。
現在たんぽぽくらぶの一大プロジェクトとして「みんなが生きやすい世界を描く絵本プロジェクト」を進行中です!
活動をしていくなかで、社会全体として障がいへの理解を深めるためには、多くの方に幼少期から障がいについて身近に感じていただく機会が必要だと考えました。
そこで同県在住の絵本作家・ラーワーちひろ様にご協力いただき、障がいをテーマにした絵本の制作を開始しました。
タイトルは「ガラクタやまのひこうきさん」!
主人公のうさぎさんが通う「たんぽぽ幼稚園」では、決まった日々の繰り返し。
「こんなのじゃつまらない!」と幼稚園を飛び出してたどり着いたのは、裏庭のガラクタやまでした。そこでは飛べなくなってしまい自信をなくしたひこうきさんが泣いていました。うさぎさんはお友達と協力してひこうきさんを直そうとしますが…
実は、この物語に登場するキャラクターたちは、それぞれ「障がいの特性」を持っています。しかし、彼らはそんな自分たちの”特徴”をおかしなこととは思わず、皆それぞれの”個性”としか思っておらず、互いに自分が得意なことを活かして目的を達成しようとがんばります。
例えば、主人公であるうさぎさんにはADHDの特性があります。注意欠如・多動性が見られるADHDですが、このお話ではそれを「行動力」としてポジティブな捉え方に変換し、お話のきっかけとなる重要な役割を担っています。
また、飛べずに悩んでいたひこうきさんは、うつ気味のキャラクターとして登場します。最後にひこうきさんが飛ぶかはグループ内でも話し合い、私もうつ病の当事者としてどんな結末を迎えるべきかとても悩みました。熟考の末、飛べないことにしました。周りからの応援はとても力になると思いますが、それだけでうつがすぐに治ることはありません。この絵本でそれぞれのありのままを受け入れることが重要だというメッセージが伝われば幸いです。
画材は障がい者雇用で有名な日本理化学工業様の「キットパス」を使用するなど、細部までこだわりを持って制作しております。
この絵本の一般販売はなく、下記のクラウドファンディングの返礼品としてのみ手に入れることができます!
目標金額は40万円…!
たくさんの方にサポートしていただき、1年以上力を入れて取り組んできました!
1000円からご支援いただけます。金銭的な支援は難しい…という方もSNSや口コミでたくさんの方に広めていただきたいです。
クラウドファンディングは4/23まで!
よろしくお願いいたします!!
最後までご覧いただきありがとうございました!
メンバー全員が高校三年生となり、この絵本プロジェクトでたんぽぽくらぶの活動は一時休止となる予定です。(引き継いでくれる方がいましたらご連絡ください!なんでもサポートします♡)
そんな、記念であり大切なプロジェクトをいどばたネット様で紹介させていただけることを光栄に思っております。
次回は他メンバーの記事が掲載予定です!そちらもぜひ読んでみてくださいね♡
ありがとうございました!
なにかありましたらこちらまでご連絡ください。
たんぽぽくらぶ各SNS(Instagram・Twitter)のDM または mizuki060623@gmail.com